「最近、少し背が縮んだような気がする」
「ちょっと力を入れるとすぐ痛む」
こんな経験はありませんか?これらの症状は、もしかしたら骨が弱くなっているサインかもしれません。
50代以降の女性は、女性ホルモンの減少により、骨がもろくなる骨粗鬆症のリスクが高まります。しかし、適切な対策をとることで、骨を丈夫に保ち、若々しい毎日を送ることができます。
「なぜ女性は骨粗鬆症になりやすいの?」
女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨を強く保つためにとても大切です。骨の形成を促し、骨を溶かすのを抑制する働きがあります。閉経を迎えると、エストロゲンの分泌が急激に減ってしまうため、骨を溶かすのが促進され、骨密度が低下しやすくなります。

また、糖や脂質の代謝、血管系との関連しているため、閉経後の女性では糖尿病のリスクが増大したり、内臓脂肪が容易に蓄積すようになり、心血管疾患の発症率が増加してしまいます。

「女性が骨粗鬆症になりやすい理由」
- 骨量のピークが低い: 女性は男性に比べて、もともと骨量が低い傾向があります。
- 妊娠・授乳: 妊娠や授乳期は、カルシウムの需要が増え、骨からカルシウムが失われやすくなります。
- 加齢: 加齢に伴い、腸からのカルシウム吸収率が低下し、骨密度が低下しやすくなります。
また、成長期における激しいトレーニングや著しい体重制限などは、骨密度の低下を招く可能性が高くなります。

「骨粗鬆症のリスクを高める要因」
- 早産: 早産を経験した女性は、骨密度が低い傾向があります。
- 閉経年齢: 閉経が早いほど、骨粗鬆症のリスクが高まります。
- 喫煙: 喫煙は、骨密度を低下させ、骨折のリスクを高めます。
- 飲酒: 過度の飲酒は、骨の形成を阻害し、骨密度を低下させます。
- ステロイド薬の長期服用: ステロイド薬は、骨を破壊する働きがあり、骨粗鬆症のリスクを高めます。
「骨粗鬆症の症状」
- 特に初期の段階では自覚症状がないことが多く、骨がもろくなって骨折しやすくなることで初めて気付くことが多いです。
- 骨折: 腰椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折などが起こりやすくなります。
- 身長の減少: 骨がもろくなって背骨がつぶれることで、身長が低くなることがあります。
「骨粗鬆症を予防するためにできること」
- バランスの取れた食事を心がける
カルシウム、タンパク質、ビタミンD/K/C、マグネシウムを含む食材を使用した、食事をバランスよく食べましょう。 - 適度な運動を習慣化する
ウォーキングや軽い筋力トレーニングは、骨を刺激して丈夫にする効果があります。 - 禁煙・節酒
喫煙は骨を弱くし、骨折のリスクを高めます。アルコールも過度な摂取は避けましょう。 - 定期的な健康診断
骨密度検査を受けることで、骨の状態を把握し、早期発見・早期治療につなげることができます。
骨粗鬆症は、早期発見・早期治療が大切です。日々の生活の中で、栄養バランスの良い食事を心がけ、適度な運動を習慣化することで、骨粗鬆症の進行を遅らせ、骨折のリスクを減らすことができます。いつまでも健康で な毎日を送りましょう。
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それでは皆さん、良い一日を。
Have a nice day!
執筆者:ごっちゃん(Purple Edge Kochiスタッフ)