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老けて見られるのは姿勢の影響! −知っておきたい身体の連鎖−

最近、どうも疲れやすい」「体型が変わってきたかも…」

歳を重ねると、身体の変化を感じることが増えてきます。

若い頃と同じように過ごしているつもりでも、ちょっとした不調が出てきたり、体型が崩れてきたりと。

それは、身体の各部位が互いに関連し合って機能している「連鎖」が乱れているサインかもしれません。

今回は、「キレイ」な姿勢を保つために知っておきたい、身体の連鎖の重要性についてお話します。

 

‐ 身体は「連鎖」でできている! ‐

私たちの身体は、約206個の骨、600以上の筋肉、そして様々な関節が複雑に組み合わさってできています。

そして、それぞれの部位は単独で動いているのではなく、互いに関連し合い、連鎖しながら機能しています。

例えば、

  • 足裏のアーチ:歩行時の衝撃を吸収するだけでなく、身体全体のバランスを保つ役割も担っています。アーチが崩れると、膝や腰への負担が増加することも。
  • 骨盤:上半身と下半身をつなぎ、姿勢や重心を安定させる重要な役割を果たしています。骨盤の歪みは、腰痛やO脚、ポッコリお腹の原因になることも。
  • 肩甲骨:腕の動きをスムーズにするだけでなく、首や肩の負担を軽減する役割も担っています。肩甲骨の動きが悪いと、肩こりや首こり、腕が上がりにくいなどの症状が出ることがあります。
  • 体幹:脊柱を中心に身体を安定させ、上半身の動きをサポートします。体幹が弱いと、姿勢が悪くなりやすく、腰痛の原因になることも。
  • 頭部:身体のバランスを保つための重要な役割を果たします。頭の位置がずれると、首や肩に負担がかかり、頭痛や吐き気を引き起こすことも。

このように、一見すると関係なさそうな部位も、実は密接につながり合っているのです。

 

‐ 連鎖の乱れが不調の原因に? ‐

加齢や運動不足、生活習慣の乱れなどによって、この連鎖が乱れてしまうことがあります。

身体の1ヶ所が崩れてしまうと、全体に崩れの影響が生じ始め、全体のバランスが悪くなってしまいます。すると、

特定の部位に負担がかかりやすくなり、様々な不調を引き起こす原因に。

例えば、

  • 猫背:肩や首のこり、腰痛の原因になるだけでなく、呼吸が浅くなり、自律神経の乱れにもつながることがあります。
  • O脚:膝や股関節の痛みだけでなく、外反母趾や扁平足の原因になることもあります。
  • ストレートネック:首や肩のこり、頭痛の原因になるだけでなく、自律神経の乱れや吐き気につながることもあります。
  • ぽっこりお腹:骨盤の歪みや体幹の弱さが原因であることが多く、便秘や代謝低下にもつながることがあります。
  • 冷え性:血行不良が原因であることが多く、身体の歪みや筋肉の緊張も影響していることがあります。

重連鎖 
嶋田 智昭ら 編者:運動連鎖〜リンクする身体, 株式会社文光堂 , 2017, P6

 

‐ 40代からは「骨密度」にも注意! ‐

40代からは、骨密度が徐々に低下し始める時期です。

骨密度が低下すると、骨がもろくなり、骨折しやすくなります。

特に女性は、閉経後に女性ホルモンの分泌が低下すると、骨密度が急激に低下する傾向があります。

骨粗鬆症は、気がつかないうちに進行し、ある日突然骨折してしまうこともあります。

骨が脆くなることで骨が潰れてしまい、その影響で潰れた箇所を補おうと、周りの骨関節はバランスを保とうとし結果、姿勢が悪くなってしまいます。

圧迫骨折画像

 

- 連鎖を整える -

身体の連鎖を整えることは、不調を改善するだけでなく、骨を強くするためにも重要です。

  • 正しい姿勢を意識する:立ち方、座り方、歩き方など、日々の姿勢を見直しましょう。
  • 適度な運動をする:ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で運動を取り入れましょう。
  • バランスの取れた食事を心がける:栄養バランスの偏りは、身体の歪みや不調につながることがあります。カルシウム、ビタミンD、タンパク質などを積極的に摂取しましょう。
  • 睡眠時間を確保する:睡眠不足は、身体の回復を遅らせ、連鎖の乱れを招く原因になります。
  • ストレスを解消する:ストレスは、筋肉の緊張を招き、身体の歪みにつながることがあります。

骨を強くするための「骨トレ」

姿勢の崩れは骨や筋肉の影響によって生じてしまいます。よって、骨と筋肉を強化していく必要があります。筋トレを行なって、改善することもありますが、基盤の軸となっている骨を強く必要もあります。骨を強くしなければ、付着している筋肉も強くなりません。

骨トレを行うためには、特に"荷重運動"と呼ばれる、骨に負荷をかける運動が効果的です。

  • ウォーキング:かかとから着地し、つま先で地面を蹴るように歩きましょう。
  • 階段の上り下り:一段ずつ、ゆっくりと上り下りしましょう。
  • スクワット:膝がつま先よりも前に出ないように、ゆっくりと腰を下ろしましょう。

他にもありますが、この様な運動を、毎日少しずつでも続けることが大切です。

私たちの店舗では骨トレに特化したAIマシンがあります。

世界30ヵ国で導入されており、今年日本初導入となりました。

 

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- 40代から始める、身体と骨のメンテナンス -

40代は、身体と骨の変わり目でもあります。

これまでの生活習慣を見直し、身体の連鎖を整え、骨を強くすることで、これから先の健康寿命を延ばすことができます。

まずは、ご自身の身体と向き合い、気になる不調や骨の不安があれば、専門家(医師や理学療法士など)に相談してみましょう。

 

まとめ

「キレイ」な姿勢は、健康な身体と強い骨から生まれます。

身体の連鎖を意識し、整え、骨を強くすることで、不調を改善し、若々しい美しさを保ちましょう。

「なんだか最近、調子が悪いな…」と感じたら、ぜひこの記事を参考に、ご自身の身体と向き合ってみてください。

 

 

それでは皆さん良い一日を。

Have a nice day!

 

執筆者:ごっちゃん

 

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